2009 Fiscal Year Annual Research Report
An Online Extensive Reading Quiz Bank
Project/Area Number |
21520606
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
ロブ トーマス Kyoto Sangyo University, 外国語学部, 教授 (30148366)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ギリス・フルタカ アマンダ 京都産業大学, 外国語学部, 准教授 (00257768)
クラフリン マシュー 京都産業大学, 外国語学部, 准教授 (30387998)
ヒーリ サンドラ 京都産業大学, 外国語学部, 講師 (10460669)
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Keywords | 多読学習法 / グレーデッド・リーダー / 英語教育 / Moodle / 学習支援システム |
Research Abstract |
研究の目的 1.学生の英語(または他の外国語)の読解力を養う為に有効なgraded readersを使って、その能力判定に有効なコンピュータシステムを開発すること。 2.そのシステムの教育効果を測ること。 目的1について そのシステムを使うことで、学生が個々のレベルに合ったreaderを選んだり、クイズを受けたりすることが可能になる。又、中央データベース(http://moodlereader.org)からダウンロードすることで、約千冊の市販readersに対するクイズを個々の教員が作成しなくても、シェアしたり、追加したりが可能になる。 平成19年度から開発中のMoodleReaderModuleの機能を平成21年度には更に充実して国際規模で利用できる様にした。本研究者以外に、日本と韓国で約20名の大学教員がgraded readerのクイズの作成に協力した。平成22年3月現在およそ10カ国、25校の教育機関で1万人を超える学生がこのシステムを利用している。他にも約25カ国から問い合わせ来ている。 目的2について 教育効果については本年度京都産業大学の1年生の英語授業に導入し、約3000名の学生が利用した結果、前年度(平成20年度)の入学生より英語力が高くなったと判明した。両年度の学生に同一のプレースメントテストと年末試験を実施した結果、22年度の学生の得点の方が高かった。両年共教育法(教材等)は一定であったので、この成績の差は学外の多読課題によるものと推定できる。
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Research Products
(7 results)