2010 Fiscal Year Annual Research Report
小学校外国語活動におけるALTを活用した教員研修プログラムの開発
Project/Area Number |
21520634
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
築道 和明 広島大学, 外国語教育研究センター, 教授 (30188510)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大谷 みどり 島根大学, 教育学部, 特任教授 (80533299)
ウオルターJ.H デイビス 広島大学, 外国語教育研究センター, 准教授 (30448261)
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Keywords | ALT / 小学校学級担任 / 協働性 / 異文化理解 |
Research Abstract |
昨年度のフィールド調査に基づき,今年度は,教育行政担当者,ALTとの協働により,7月から毎月一回,小学校教員を対象にした研修会を企画,実施した。研修の柱として(1)小学校学級担任による実践事例の検討と共有化,(2)ALTによる英語運用能力養成,(3)小学校外国語活動を進める上での課題の検討,といった三点を掲げた。 毎回40名程度の参加者があり,そこでの実践の発表や参加者の率直な声等を拾いながら,主要な課題を探り,課題解決のための方策や小学校外国語活動に対するためらいを感じている教員の負担を軽減するための手段として,『小学校外国語活動実践ハンドブック』という冊子に取りまとめ,フィールドとして選定した島根県内の全公立小学校に配布した。 小学校外国語活動にALTを活用するという本研究のスタートの考え方であるが,各地方自治体の財政状況の影響からJETプログラムでのALTが減少しており,ALTの中にもいくつかの違いが生じており,その事が教室での活動にも影響を及ぼしていることが明らかになった。次年度は,本年度ALT対象に実施したアンケート調査の分析を行い,小学校外国語活動におけるALTの役割について最終的な取りまとめを行う予定である。
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