• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2010 Fiscal Year Annual Research Report

高専生の英語発信能力向上を目指した英語専門用語データベースの構築に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21520651
Research InstitutionIbaraki National College of Technology

Principal Investigator

奥山 慶洋  茨城工業高等専門学校, 茨城工業高等専門学校, 准教授 (90369934)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 長野 眞康  茨城工業高等専門学校, 教授 (50413737)
KeywordsESP / 高等専門学校 / 教科書分析 / 専門用語 / 工学 / 語彙力
Research Abstract

本研究は、高専の学生たちに身につけさせたい英語専門用語データベースの構築とその成果に基づいた語彙リストの提供が主たる目的であり、本年度は、主に専門教科書に用いられている語彙分析を行いその成果を口頭発表した。分析対象とした教科書は、英語圏で開発された高校生・大学初級者向け(高専生の学齢に相当)もの2種類(工学全般を扱うものと情報科学を扱うもの)と日本で発行された工業英語を扱う教科書2種類の計4種類である。分析方法は、まず、教科書の背表紙を裁断したのち、ドキュメントスキャナを使用してすべてのページを画像化(jpegで保存)した。その後、OCRソフトを用いてレイアウトの解析とテキスト化を行った。テキスト化したファイルを語彙分析用のソフトウェアであるKWICを使用して、語彙の総数(総語数および異なり語数)、頻度、出現順位などを分析した。まだすべての分析が完了しておらず、途中経過の報告(前者2種類の傾向の分析)であるが、冠詞や前置詞などの機能語が多いこと、両者に出現している単語の長さにはほとんど差がないこと、工学全般とICTという非常に近い分野を扱っているにもかかわらず取り扱うテーマによって出現する単語の傾向は変わることの3点が明らかとなった。今後は、日本で発行された教科書との比較分析も行い、取り上げられている語彙の類似点や相違点を明らかにした上で、高専生に必要な専門用語の抽出・提供をしたい。さらに、語彙リストの作成および授業での活用などを行い、その成果に基づいて再分析を行いたい。

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 英語で書かれた専門教科書の語彙分析…高専生に必要な専門語彙力を高めるために2010

    • Author(s)
      奥山慶洋、長野眞康
    • Organizer
      全国高等専門学校英語教育学会
    • Place of Presentation
      札幌市教育文化会館
    • Year and Date
      2010-09-19

URL: 

Published: 2012-07-19  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi