2010 Fiscal Year Annual Research Report
戦後社会運動史の実証的研究-北原泰作文書の分析を通して-
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21520706
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Research Institution | The Institute of Buraku Problem |
Principal Investigator |
廣川 禎秀 (広川 禎秀) (社)部落問題研究所, 研究員 (30047237)
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Keywords | 社会運動史 / 北原泰作文書 / 部落問題解決理論 / 戦後世界史 / 同和行政 |
Research Abstract |
平成22(2010)年度は、研究代表者廣川禎秀(広川禎秀)の統括の下、10名の連携研究者(梅本哲世、尾川昌法、奥山峰夫、佐々木隆爾、鈴木良、竹末勤、能川泰治、坂井田徹、西尾泰広、一盛真)の参加で、以下の通り研究を推進した。 1、北原泰作文書の整理作業では、新たに研究協力者として佐々木拓哉(京都府立大学院生)の参加を、また研究協力者本井優太郎の参加も引き続き得て、目録カードの整理・確認とコンピューターへの入力作業を進めた。北原泰作文書研究会における資料の読解作業に関しては、その成果として『部落問題研究』誌の192号、194号および195号に史料紹介を発表した。 2、北原文書研究会例会は、2010年7月25日、8月15日、9月23日、10月23・24日、12月11日、2011年1月15日、3月12日の計7回(8日間)開催した。このうち、第48回部落問題研究者全国集会(10月23・24日)は研究成果を研究組織内外の研究者等にも公開するものとして開催されたが、その全体会では報告(岡田知弘)に対するコメントを連携研究者佐々木隆爾がおこなった。 3、研究組織参加者は各自の分担テーマについて研究を進め、研究代表者廣川および連携研究者の尾川昌法、佐々木隆爾、鈴木良、竹末勤、坂井田徹(森下徹)、西尾泰広が、それぞれの成果を『部落問題解決過程の研究第1巻歴史篇』等に論文として発表した。また、本研究に活かすため、北原泰作や部落問題など戦後社会運動に関する資料の調査・収集作業などもおこなった。
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Research Products
(6 results)