2009 Fiscal Year Annual Research Report
京都学派の歴史と教訓:西田幾多郎と後継者の構成主義政治理論についての分析
| Project/Area Number |
21530139
|
|---|
| Research Institution | Ryukoku University |
|---|
Principal Investigator |
清水 耕介 Ryukoku University, 国際文化学部, 准教授 (70310703)
|
|---|
| Keywords | 京都学派 / 国際文化学 / 国際関係 / 宮崎駿 / ソフトパワー論 / 人間の安全保障 / ポストコロニアリズム / イギリス学派 |
|---|
| Research Abstract |
平成21年度においては、国際基督教大学社会科学研究所シンポジウム(国際基督教大学)、国際文化学会(佐賀大学)、ICAS(International Convention for Asian Scholars:大田市・韓国)、およびアフラシア国際シンポジウム(龍谷大学)において研究発表を行った。また、2010年度発行予定の共著(『国際政治哲学』小田川大典編著ナカニシヤ出版)および編著書(『暴力と非暴力』長崎暢子・清水耕介編著ミネルヴァ書房)の出版準備を行った。さらに、2009年12月にはコペンハーゲン大学に出張し、現在のアジア学の現状についてProf.Marie RosegaardおよびProf.Lars Martin Sorensenとの意見交換を行った。また、上記のアフラシア国際シンポジウムにおいて、Prof. Ralph Pettmanと日本・アジアの国際関係について討論を行い、この面についての研究はKosuke Shimizu et.al, eds,"Conflict Resolution in the Afracian Context : Examining More Inclusive Approaches"(アフラシアセンター:龍谷大学)という形で出版した。さらには、立命館大学主催の国際シンポジウム"International Theories at the Crossroads : Critical Scrutinies from Wester/Non-Western Views"において国際関係におけるさまざまな学派についての意見交換をProf.Hidemi Suganami、Prof.Andrew Linklaterと行った。
|
