2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530238
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Research Institution | International University of Japan |
Principal Investigator |
小谷 浩示 International University of Japan, 国際関係学研究科, 准教授 (80422583)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柿中 真 国際大学, 国際関係学研究科, 准教授 (40421234)
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Keywords | 外来種管理 / 根絶 / 不確実性 / 数理モデル / 経済被害 |
Research Abstract |
本研究課題取り組み一年目において、外来種管理での捕獲効率の問題と不確実性の問題を取り上げ数理模型を構築し、その理論的知見を論文として纏めた。それらは、査読付学術誌に2009年に刊行された、または2010年に刊行されるであろう二本の論文として発表される。外来種管理の捕獲効率に焦点を当てた分析結果をまとめた一編の論文、そしてその分析結果を基に不確実性の問題を更に考慮した数理解析結果を纏め一編の論文という計研究論文二本の研究実績である。さらに、今、その二本の論文を更に発展させた、外来種管理の数理模型を構築し、その結果を既に纏めており、この論文は「Optimal invasive species management under uncertainty」として近日中に査読付学術論文誌に投稿する予定である。纏めると、一年目においては外来種管理の理論的分析を行うために、数理模型を駆使し、その分析結果を論文として纏めてきた。今年度にあたる二年目には、より応用面に特化した形で、実証研究を含めより現実に即した外来種管理の研究を行っていく予定である。
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