2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530294
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
藤巻 一男 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (20456346)
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Keywords | 租税負担 / 受益 / 納税者意識 / 社会心理学 / 消費税 / 付加価値税 / 所得税 / 番号制度 |
Research Abstract |
納税者意識に関するネットリサーチによるアンケート調査(以下「本調査」という)は、平成22年度に実施する計画であったが、東日本大震災の影響で延期となり、平成23年度に実施した。本調査の実施は、株式会社インテージ(東京都千代田区神田)に委託した。同社に登録されたモニター52万人の中から、1000サンプルを無作為に抽出している。その際、男女の各年齢階級(10歳レンジ)の度数の割合が、日本の人口構成比となるように抽出している。 ・調査期間 平成23年8月30日(火)~9月1日(木)の3日間 ・依頼数 3013s 調査依頼した対象者数 ・有効回答数 1000s 集計対象とする有効回答の対象者数 ・回収率 35.4% 回答完了数/依頼数 ・質問数は、モニターの年齢、性別、職業、世帯収入等の情報を含めて全部で32である。 人々の望む将来社会のイメージ、リスクの社会化、消費税や所得税の負担などに関する回答結果について、それぞれ年齢階級、男女別、世帯収入区分、職業等との関連で、どのような違いが表れるのかについて、データの処理と解析の作業を行った。各回答結果のクロス表を基に観察度数と期待度数の比較による独立性の検定を行い、統計学的に有意(P<0.05)のものを抽出し、それぞれの特徴や原因について分析を行った。
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