2011 Fiscal Year Annual Research Report
組織変革プロセスと変革推進主体の行動・パワー・ネットワークに関する研究
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21530352
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
山倉 健嗣 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (90126384)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 賢 横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 教授 (50282439)
山岡 徹 横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 准教授 (80377085)
HELLER Daniel 横浜国立大学, 経営学部, 准教授 (00362096)
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| Keywords | 企業経営 / 組織変革 / パワー / ネットワーク / 変革推進主体 |
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| Research Abstract |
組織変革の認知・導入・定着のプロセスを変革に関わる内外の主体の変革(変革上推進主体)および主体間の関係に焦点を当て、変革の新しいプロセスモデルを構築することを目指している。昨年度につづく、既存の文献サーベイを通じて、認知・導入・定着の各段階に影響を与える要因の索出を行った。
組織変革の具体的な事例として、日産自動車・コマツ・キリンビール・JR東日本などについての調査を引き続き行った。変革の契機に対し、いかに対応するのかに関して、トップやミドルがいかに関わるのかに注目し、変革の導入に関わる主体間のパワーやネットワークの重要性が明らかになった。
今までの研究では十分に展開されてこなかった各段階に関わる要因として、変革推進主体と他の主体との関係、変革に対して賛成なのか、反対するのか、無関心なのか、主体間のパワー関係を考慮することを明らかにした。
すなわち変革推進主体のパワー・ネットワーク、変革への態度の違いは変革に影響を与えることが明確になった。また変革推進主体が誰によって担われるのかが変革の範囲・速度を規定することが事例研究からわかった。変革がとの様な順序で推移するのか、そのさいにいかなる主体がかかわるのかが重要である。また組織変革を実践的に展開していくためには、新製品開発や新事業開発における主体間の行動・パワー・ネットワークを解明することが必要である。
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Research Products
(4 results)
