2009 Fiscal Year Annual Research Report
異なるナショナル・イノベーション制度の下での企業の産学官連携戦略
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21530380
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| Research Institution | Yokohama National University |
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Principal Investigator |
近藤 正幸 Yokohama National University, 環境情報研究院, 教授 (40170435)
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| Keywords | 経営学 / 経済政策 |
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| Research Abstract |
日本国内において日本企業の本社のグローバル研究開発戦略との関係から見た中国などアジアの国における研究開発戦略及び活動に関するインタビュー調査を東京圏及び大阪圏で実施した。こうしたインタビューから中国などアジアの国における生産活動の拡大、市場の将来性などから、研究開発活動も活発化させる方向にあることが分かった。
中国においては、杭州で開催された第6回国際技術マネジメントシンポジウム(ISMOT 2009)に参加して日本の産学連携に関する論文を発表(Best Paper Awardを受賞)するとともに他の研究者と中国における産学官連携に関する情報交換を行った。学会参加の前後に、上海・杭州地域における日系企業の研究所を訪問して研究開発活動や産学連携についてインタビュー調査を実施した。また、日本貿易振興機構(JETRO)上海事務所を訪問して上海を中心として中国における日系企業の研究開発活動の全般的な状況についてインタビュー調査を実施した。
インタビュー調査のほか、他の国の外資系企業の中国における研究開発活動についての文献調査や他の研究者との情報交換を行った。
以上の活動から、1.日系企業は事業部の研究所の場合は現地市場・現地周辺市場向けの製品開発や生産技術向上などの活動が主である、2.中央研究所直轄の研究所の場合はグローバルな研究活動の一貫である場合もあり、現地における産学連携も進出目的の1つとなっている、3.中国においては標準動向への対処も使命の1つとなっている、などのことが分かってきた。
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Research Products
(1 results)
