2010 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530418
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
篠原 健一 京都産業大学, 経営学部, 教授 (40288783)
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Keywords | 作業組織 / GM / 自動車産業 / 人的資源管理 / 労使関係 / 経営組織 / 雇用 |
Research Abstract |
平成22年度は、国内での資料収集・研究、課題の整理と調査準備、さらにアメリカでの現地調査を行い、関連する研究成果を発表した。具体的には図書の共編著を1編、単著の論文を1編が纏められた。 1 石田光男・篠原健一共編著『GMの経験:日本への教訓』(2010年5月、中央経済社) 2 篠原健一「米ビッグ3復活に向けて労組が変わり始めた」『週刊エコノミスト』(2010年11月2日号、毎日新聞社、pp. 85-87) ただしこれらの成果は、むろん本助成の成果に含められるものの、これを受けるまで継続して取り組んできた成果としての位置づけの方が濃いといえる。これら研究成果を纏める作業を通じて、より純粋な本助成として今後研究を進めていく足がかりとして、極めて重要な成果であった。 ここで上げられた研究実績は、交付申請書に記載した「研究の目的」に合致する。また当初の「研究実施計画」では発表予定論文は2本であったが、結果として、共編著1編と単著論文1編という形で成果を残すことができた。これまでまとめられてきた成果の内容自体は計画に合致しているが、それを成果として残す順番が多少前後している。これはアメリカの現地調査を行う調査協力者との関係・協力頂く分野に負うためである。しかし本研究の方向性・最終目標として、はほぼ狙い通りには進行しているものと考えられる。 他方、日本の調査対象先との関係については、今般の経済情勢・企業の経営事情の悪化により、引き続き課題として残されている。
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Research Products
(4 results)