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2011 Fiscal Year Annual Research Report

標準化戦略 国際ダイナミズムの中でのビジネスモデル

Research Project

Project/Area Number 21530423
Research InstitutionRitsumeikan University

Principal Investigator

高梨 千賀子  立命館大学, 理工学部, 准教授 (00512526)

Keywords標準化 / 製品アーキテクチャ / ビジネスモデル / 国際分業 / ソフトウェア
Research Abstract

1.本研究の目的
本研究の目的は、標準化プロセスに関する事例をひろく収集し、標準化を成功裏にビジネスに結び付けるための戦略と標準化から収益を上げるビジネスモデルを導き出し、一般化することである。日本企業の多くは高い技術力を背景にグローバルに標準化を推進しながらも、その標準化から収益を上げることができなかった。これらの一連の研究は大きな関心のひとつとなっている。
申請者は、本研究において製品アーキテクチャの変化を定量的に捉えなおし、さらに、事例分析による追試を行うことで、標準化戦略フレームワークの精緻化することに力点を置いた。
2.最終年度の研究実績
3年間にわたる本研究では、最初の2年間で、(1)一般化にむけての理論的追試のためのケース収集、(2)標準化周辺企業の普及活動に関する調査を実施した。その成果は、立本・高梨(2010)、高梨・立本・小川(2011)として発信した。
最終年度では、この2年間で残された課題の解決と、さらなる研究への足掛かりとしてサービス業への理論的追試に注力、以下を実施した。
(1)モジュール化指標策定のための仮説の導出:モジュール化が進展している分野として事例収集してきた自動車にターゲットを絞り、In-depthなインタビューやデータを分析
(2)サービス分野としてインドIT産業を調査:インドIT企業は、欧米企業の世界的なR&D拠点となっている。調査の結果、この背景には、ソフトウェア開発におけるモジュール化があり、印・欧米間のグローバルなビジネス・エコ・システム(新たなビジネスモデル)の形成が見えた。

  • Research Products

    (3 results)

All 2011

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 「標準化を活用したプラットフォーム戦略-新興市場におけるボッシュと三菱電機の事例-」2011年共著2011

    • Author(s)
      高梨千賀子、立本博文、小川紘一
    • Journal Title

      国際ビジネス研究

      Volume: 3巻2号 Pages: 61-79

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 新興国と共生するイノベーション政策2011

    • Author(s)
      高梨千賀子
    • Organizer
      研究・技術計画学会
    • Place of Presentation
      山口大学(山口県)
    • Year and Date
      2011-10-16
  • [Book] 東京大学知的資産経営総括寄付講座シリーズ第1巻『ビジネスモデルイノベーション』2011

    • Author(s)
      新宅純次郎、妹尾堅一郎、小川紘一、立本博文、高梨千賀子
    • Total Pages
      13-48
    • Publisher
      白桃書房

URL: 

Published: 2013-06-26  

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