2009 Fiscal Year Annual Research Report
経営者報酬と企業成果についての実証分析-役員給与を代理変数としたモデル化-
Project/Area Number |
21530491
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Research Institution | Tezukayama University |
Principal Investigator |
宮本 順二朗 Tezukayama University, 経営情報学部, 教授 (90121053)
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Keywords | 企業成果 / 経営者報酬 / コーポレート・ガバナンス / 代理変数 / 役員報酬 / 開示 / パネル分析 |
Research Abstract |
企業成果コーポレート・ガバナンスとの関連については、前年度までの研究課題番号18530319の「浮動株比率等で見る企業パフォーマンスの関係についての実証分析」において調べ、その結果を、部分的に日本経営財務研究学会等で発表した。コーポレート・ガバナンスの違いを代理する(説明)変数として、"経営者報酬"を用いた上での、企業成果(被説明変数)との関連を分析した先行研究は、欧米諸国において早くからかつ多く発表されてきたので、それら文献資料およびデータ源の渉猟に努めた。K.J.Murphy(Rochester大学)による先駆的研究、S.N.Kaplan(Chicago大)らが行ったこの種のテーマに関する各国間比較研究において、とくにアメリカ・英国とドイツ・スイス等のヨーロッパ諸国、わが国等アジア諸国、オーストラリア・カナダ等各国間での経営者報酬の開示状況(透明度)自体の違いは、依然として多く見られた。そのため、デンマークKopenhagen Business Schoolで、Thomsen教授に面会・情報交換も図った。最近では、ドイツにおいても役員報酬開示について法制改正があり、わが国でも目下、(1億円超)役員報酬個別開示について一部ながら開示が準備中である。今年度も継続して、本研究テーマに関する実証分析に必要なデータ収集に努力する。
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Research Products
(3 results)
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[Presentation] M & A in a Wonderland-JAPAN2009
Author(s)
Junjiro Miyamoto
Organizer
Seminar of Prof.Pedersen, Corporate Governance Institute in Copenhagen Business School
Place of Presentation
Copenhagen Business School(DENMARK)
Year and Date
2009-06-23