2011 Fiscal Year Annual Research Report
高度技術社会と文化変動：社会学的身体観に関する総合的研究
| Project/Area Number |
21530506
|
|---|
| Research Institution | Waseda University |
|---|
Principal Investigator |
土屋 淳二 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (80287937)
|
|---|
| Keywords | 身体 / 国際情報交換 / 社会学 / ヴァーチャルリアリティ |
|---|
| Research Abstract |
「高度技術社会と文化変動：社会学的身体観に関する総合的研究」を課題とするなかで，23年度は「人間‐機械」の対抗図式の社会的な成立条件を歴史社会学的研究の知見を踏まえながら，先端技術が応用・適用される産業部門における先端技術商品の普及プロセスにみられる「人間‐機械」のインタラクティヴな社会的相互依存関係を明らかにする課題に取り組んだ．なかでも「人間‐機械」という存在論的カテゴリの流動化（曖昧化）という現代社会の潮流おける「現実‐仮想」社会のなかでハイブリッド化される人間と身体のあり方を社会学的に考察した．現実‐仮想世界の融合過程において，人間の物理的身体の存在が希薄化されていくプロセスにおいて，逆に身体の物理感覚への意義が強く認識される傾向があることが指摘される．研究成果については，学術論文[Tsuchiya, J., M.Tessarolo and A.Marazzi (2012), Tsuchiya, J. (2012a). Tsuchiya, J. (2012b). Tsuchiya, J. (2011)]，また海外学術機関での研究講演会[Tsuchiya, J. (2012a). Tsuchiya, J. (2012b). Tsuchiya, J. (2011)]において研究成果を発表した.
|
| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(6 results)
-
-
-
-
[Presentation] Technology and Senseware
Author(s)
Tsuchiya, Junji
Organizer
Giornata di Studi-The Rising the Web: Web2.0, Consumi e Moda,
Place of Presentation
Alma Mater Studiorum-Universita’ di Bologna, Facolta’ di Lettere e Filosofia (Rimini, Sede Universitaria Valgimigli, Aula2)
Invited
-
-
