2012 Fiscal Year Annual Research Report
外国人介護福祉士の事前学習用英語版ICTプログラムの開発-言語文化の理解に向けて
Project/Area Number |
21530589
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
末弘 美樹 兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (50389095)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江本 厚子 東海大学, 健康科学部, 准教授 (70290054)
横山 正子 神戸女子大学, 社会福祉学科, 教授 (70368562)
大場 智美 龍谷大学短期大学部, 社会福祉学科, 講師 (30596614)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 外国人介護福祉士候補者 / eラーニング / 介護福祉士国家試験 / ICT |
Research Abstract |
要介護者への質の高い介護の提供と日本人介護福祉士との円滑な協働を第1に考え、外国人介護福祉士候補者に日本で介護を行う上で必須の言語と文化に関わる、専門知識・技術の理解に向けて事前に学習させる英語版ICT (Information and Communication Technology) プログラムの開発が本研究の目的である。本プログラムの特徴は、主に次の3点である。1)介護福祉士候補者が来日する以前に自国で事前学習ができる、ICTを活用したユビキタスなeラーニングの形式であること、2)介護福祉士の技術・質の向上を狙った学習内容を提供できること、3)介護福祉士候補者向けに国家試験の過去問題を英語で提供・支援すること、である。しかし継続的な調査から、特に受入れ施設および外国人介護福祉士候補者にとっては、言語と文化に関わる専門知識の習得や介護専門技術の理解よりも国家試験に合格することが何よりも優先順位の高い要望であることが明らかとなった。また政府は「看護師・介護福祉士試験の在り方見直し」の中身として、母国語・英語での試験実施などを検討すると「新成長戦略」で明記し、外国語による国家試験実施の可能性に言及した。以上の状況判断より、今年度(平成24年度)は、次の作業に焦点を当てて行った。①介護福祉士国家試験の過去問題の英文翻訳の継続。②過去の国家試験問題の日英のバイリンガル版ICTプログラムのアップ、および試運転。③日英のバイリンガル版ICTプログラムの学習者向けマニュアルの作成。英語版による国家試験(過去問)の理解度についての分析結果については、関連学会で口頭および論文の形で発表。また日英のバイリンガル版ICTプログラムの教育効果についても分析可能なデータ量を継続的に収集し、分析後その結果を関連学会で口頭および論文の形で発表。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)