2010 Fiscal Year Annual Research Report
介護福祉教育における実習施設と養成校の連携の具体化と教育的意義
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21530644
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| Research Institution | Ryukoku University Faculty of Junior College |
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Principal Investigator |
川崎 昭博 龍谷大学短期大学部, 准教授 (90342154)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高岡 理恵 華頂短期大学, 社会福祉学科, 講師 (30442263)
伊藤 優子 龍谷大学短期大学部, 講師 (00441204)
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| Keywords | 社会福祉関係 / 教育学 |
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| Research Abstract |
研の目は、介護福祉教育における実習施設と養成校との連携の具体化とその教育的意義を明らかするとともに、本研究の成果物の社会的活用により養成校と施設双方の教育機能が強化され、質の高い介護福祉人材の育成につなげることにある。
初年度である平成21年度の研究としては、先行研究の検討と文献研究を行うとともに、養成校が推薦する実習指導に優れ連携ができている施設の介護施設のインタビュー調査を行った。そこでの課題や問題点を踏まえた上で、養成校と施設との具体的連携モデルの素案を作成した。
2年目である平成22年度は、前年度に作成した具体的連携モデルの素案をもとに、養成校4校とそこに関わる実習施設にモデル事業の協力依頼を行った。関係する教員や施設職員、学生等の協力を得て実施計画を立て、連携モデルを具体的に実施した。モデル実施にあたっては、実習指導において大きな課題が学生の実習に関する情報の共有化が施設職員間と養成校教員においてなされていないことにあるとし、そのことの解決を中心に置いた。実施にあたっては、養成校や施設にとって大きな負担とならないよう配慮をした。実施後、その結果について、教員、施設職員、学生等にアンケートや聞き取り調査を行った。その結果については、課題等もあったが、概ねよい結果を得ることができた。
また、カリキュラム改正に伴う施設の実習受け入れ体制に関する現状把握と課題や問題点の整理を行うため平成22年12月に京都・大阪府下の介護施設(300箇所)に郵送留め置き法による実態把握調査(質問紙調査)を実施(回収率は38%)した。その内容を踏まえ、更に介護現場の実習指導の現状を知るため実態把握調査においてインタビューに協力可能と回答のあった15施設を抽出し、平成23年2月に聞き取り調査を行った。
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Research Products
(4 results)
