2009 Fiscal Year Annual Research Report
市民と行政の協働による親子の主体性育成を目的とした子育て支援活動に関する研究
Project/Area Number |
21530645
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Research Institution | Poole Gakuin College |
Principal Investigator |
寺田 恭子 Poole Gakuin College, 幼児教育保育学科, 准教授 (30369673)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
榊原 志保 大阪成蹊短期大学, 児童教育学科, 准教授 (90342170)
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Keywords | 人と人のつながり / いのち / 家族 / 地域 / 食育 / 子育て支援 / 次世代育成 / 福祉教育 |
Research Abstract |
1.「いのちの授業」の実践(西淀川区、阿倍野区)と学習会を継続して実施し、教材研究を深めたり、他地域での授業開催に向けて啓発活動を行った。「いのちの授業」をさらに有意義なものにするために、家庭の協力と理解が不可欠であるという結論から、「いのちの授業」の意義と内容を説明した保護者向けのパンフレットの作成をした。その後、「いのちの授業」実施校への配布を行い、簡単な調査も実施している。 来年度は、「いのちの授業」の内容と成果をまとめた冊子づくりを予定している。また、「いのちの授業」を小学校だけではなく、次世代親支援として高校生を対象とした取り組みも検討している。 2.阿倍野区「食育」プロジェクトにおいては、1歳6ヶ月健診時における「食育と子育て調査」を実施した。この結果を中心にプロジェクトの活動内容などをまとめた報告書「乳幼児期における食と子育て支援に関する研究-阿倍野区における1歳6ヶ月健診時における子育て当事者への調査から-、阿倍野区食生活改善推進員への意識調査から-」を作成した。 3.「乳児の外あそび」については、「貝塚子育てネットワークの会」の協力のもとプール学院大学キャンパス内で「親と子の外遊び」を継続して実施している。当初5組からスタートした地域の親子は現在では登録が44組になっており、その成果については保護者対象に現在調査を実施している。来年度からは、「貝塚子育てネットワークの会」がおよそ15年間取り組んでいる「貝塚プレパーク」の調査研究を開始する。
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Research Products
(8 results)