2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21530815
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Research Institution | University of Niigata Prefecture |
Principal Investigator |
NG Patrick 新潟県立大学, 国際地域学部, 准教授 (40454970)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 演劇 / 英語 |
Research Abstract |
2014年前期に授業で「読者劇場」を実践し、1年生に日本文化に関する台本を書かせた。彼らには日本文化を日本語で音読させ、その次に新潟で学ぶ外国人留学生に日本文化を紹介する台本をデザインさせた。学生達はとても熱心に台本を書いており、また日本文化の知識を披露するのにすばらしい劇を演じてくれた。また、外国人留学生に文化を説明するのに「読者劇場」を使うことについて、学生がどう思っているかについても調査を行った。学生の回答はとても好意的で、その調査結果を用い、次学期に教える多文化理解に「読者劇場」を使用することの意義について、雑誌に寄稿する予定にしている。更に、2014年3月に広島で行われた「教育と人的資源開発」についての会議でも発表を行った。その発表は、「読者劇場」での台本の読み書きが、1年生にとって会話スキルを向上させる動機付けになるか否かについて説明するものであった。約15名の参加者と活発な質疑応答がなされた。 また、コミュニケーションのための英語を教えるのに「読者劇場」を使用することについて卒論を書いた4年生の指導教員も務めた。最後の4年間で収集した研究と情報を基に、日本人の英語学習者にコミュニケーションのための英語を教える方法として「読者劇場」を使用する内容で卒業研究科目をデザインした。それは学生に「読者劇場」を使用することの教育的意義を理解させ、また学生もコミュニケーションのための英語を学ぶのに「読者劇場」を応用する機会を得ることができた。また、「読者劇場」に関する論文や章を執筆し、更にハンドブック出版の可能性についても編集者と協議している。ハンドブックは、小学校教員が「読者劇場」を使うことによって英語を教えやすくなることを伝えている。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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