2009 Fiscal Year Annual Research Report
理数教育における『知』の連続性に基づく幼・小一貫「カリキュラム」の開発
Project/Area Number |
21530857
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Research Institution | Konan Women's University |
Principal Investigator |
船越 俊介 Konan Women's University, 人間科学部, 教授 (40031356)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白川 蓉子 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (80108852)
西尾 新 甲南女子大学, 人間科学部, 准教授 (80293851)
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Keywords | 教育学 / 幼・小一家教育 / 数理認識 / 数量と図形 / 算数 |
Research Abstract |
本研究の目的は、小学校入学前2年間と小学校低学年における数理科学の学び(主として数理認識)の道筋を明らかにし、それに見合ったプログラムを開発することである。 初年度の目標はプログラム開発のための基礎資料を収集することである。研究実施計画(一部実施出来なかった部分もあった)にしたがって遂行し、冊子『資料集』(201ページ)を刊行した。『資料集』の内容(目次)は、次の通りである。 I.本研究に関わる予備的研究(「幼稚園における『数量・形』と小学校での「算数」の学びをつなげる幼小連携カリキュラムの開発に関する予備的研究」他6編) II.幼稚園現場における「数量と形及び考える力」(「数理認識」)の育成に関わる実情・実践と保有者の基本的な考え(「芦屋市立幼稚園における『数量と形』に関わる保育実践」他6編) III.小学校低学年の算数教育の視座から就学年(幼稚園期)に求められる「数理認識の『学び』」(小学校低学年の算数教育の視座から幼稚園カリキュラムに望むこと)他14編) IV.イランの「初等数学1学年」の教科書の概要
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