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2013 Fiscal Year Annual Research Report

社会科における「エクイティ」と「コンプリヘンシブ」の学習内容構成に関する比較研究

Research Project

Project/Area Number 21530917
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

川崎 誠司  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (10282782)

Project Period (FY) 2009-04-01 – 2014-03-31
Keywords多文化教育 / 社会科 / 公正 / エクイティ / 授業研究 / 法教育 / 質的研究 / ハワイ
Research Abstract

多文化社会では異質な価値観の衝突が生じる。一方の価値観からみるともう一方の価値観は「トレラント(tolerant) ― 寛容」では ない存在,つまり「イントレランス(intolerance) ― 不寛容」ということになる。この「イントレランス」に対して,子どもたちがどのような認識をし,どのような意識や態度を身につけるべきか,そのための社会科教育はどうあるべきかについて考究する。アメリ カの多文化教育における「エクイティ教授論(Equity Pedagogy)」を手がかりに,日米の具体的な社会科実践の観察・分析を通じてそ れを明らかにすることが本研究の中心課題である。
1.授業観察・学校観察:アメリカ・ハワイ州の小学校において前年度に引き続き観察・記録を継続した。 2.「コンプリヘンシブ」に関する資料の収集:ハワイ州教育局の社会科専門官に州社会科カリキュラム改革について聞き取りをするとともに,教育政策における「エクイティ」とそれを補完する概念である「コンプリヘンシブ」に関する資料収集を行った。 3.観察記録の分析:授業の質的研究を方法論としていることから,観察記録の充実を行うとともに仮説生成に取り組み,行政資料等との対比の中から仮説の精緻化に努めた。4.最終年度の今年度は,国内の関係学会のみならず,全米多文化教育学会年次総会(カリフォルニア州オークランド)に参加し,エキスパートレビューを受けた。

Current Status of Research Progress
Reason

25年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] 東京都小学校教員の授業に対する意識-社会科と理科を中心に-2014

    • Author(s)
      大澤克美,川崎誠司,坂井俊樹,中西史,松川誠一,三石初雄,吉原伸敏,渡部竜也
    • Journal Title

      日本教育大学協会研究年報

      Volume: 31 Pages: 213-228

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2015-05-28  

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