2010 Fiscal Year Annual Research Report
造形実験装置による巡回式ワークショップ・プログラムの開発研究
Project/Area Number |
21530920
|
Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
大泉 義一 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (90374751)
|
Keywords | デザイン / 美術 / ワークショップ / 教育学 / 認知科学 |
Research Abstract |
1.概要 平成22年度においては,昨年度において確立された研究・実践体制,そして『アートツール』(『アートラボ・ツール』から改称)の創案の基本原理および要件を基に,『アートツール』を創案・製作し,それを用いて造形ワークショップを巡回的に実践した。 2.実践記録(活動実績) (1)6月10日(木)神奈川県茅ケ崎市立茅ヶ崎小学校にて 上記学校からの依頼により,<あそぶ>プログラムおよび<つくる>プログラムを実施 (2)6月10日(木)神奈川県立近代美術館葉山にて 同館企画展とのタイアップにより,アートツール『なにがみえるかな?』を用いた鑑賞活動実施 (3)7月28日(水)神奈川県茅ヶ崎市立茅ヶ崎小学校教職員実技研修会にて (1)の実践後,同校教員から依頼があり,アートツールのうち『つなげるモビール』を教職員で製作し,児童たちに自由に遊んでもらえるよう校内に設置 (4)8月14日(土)横浜市民ギャラリーあざみ野にて 上記施設にて<あそぶ>プログラムおよび<つくる>プログラムを実施した。 (5)11月6日(日)横浜国立大学附属鎌倉小学校『鎌倉なんとかナーレ』にて 上記アートプロジェクトにおいて<あそぶ>プログラムを実施した。 (6)1を月12日(日)『TRESSA 横浜』(ショッピングセンター)にて 上記商業施設企画部とのタイアップにより,当該施設にて<あそぶ>プログラムおよび<つくる>プログラムを実施(『TRESSA 横浜』;http://www.tressa-yokohama.jp/) (7)12月13日(月)神奈川県横浜市立駒岡小学校にて 上記学校からの依頼により<あそぶ>プログラムおよび<つくる>プログラムを実施 (8)2月26日(土)・27日(日)『第7回ワークショップ・コレクション』にて 上記イベントにて新規<あそぶ>プログラムおよび<つくる>プログラムを実施 3.課題 本年度は,実践の展開に重きを置いた。次年度は,実践のリフレクションを行い,本研究の教育的意義を実証的に検証し,その教育的可能性について考察を行いたい。
|
Research Products
(6 results)