2009 Fiscal Year Annual Research Report
実践的推論プロセスを活用した家庭科教員の力量形成のためのプログラム開発
Project/Area Number |
21530980
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
荒井 紀子 University of Fukui, 教育地域科学部, 教授 (90212597)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 真由子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (60241197)
綿引 伴子 金沢大学, 学校教育系, 教授 (90262542)
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Keywords | 実践的推論プロセス / 教師教育 / 家庭科教育 / 学習プログラム開発 / 問題解決リテラシー |
Research Abstract |
1海外調査 平成21年10月に、実践的推論や問題解決リテラシーを取り入れた教員養成プログラムについて、米国オハイオ州立大学のジャネット・ラスター博士、ルース・ドナー博士、フロリダ州立大学のマーシャ・レーム博士への聞き取り調査や授業参観、資料収集を行った。また、米国両州の中学・高等学校家庭科の授業の実態について教師への聞き取りと授業参観を実施した。現在、調査資料の分析を行っている。 2教員免許更新プログラムの計画と実施 「問題解決リテラシーの育成」に配慮した教員対象のプログラムを計画し、平成21年8月に福井大学、大阪教育大学、金沢大学において試験的に実施し、その結果を評価分析した。H.22年度はプログラムを改良し、再度、実施する予定である。 3教員対象の意識・実態に関わる予備調査 高等学校全日制普通科の教員を対象に家庭科で重視している学習内容と方法について予備的な調査を実施した。現在、分析中である。 4文献調査 日本家庭科教育学会データベースや家庭科関連雑誌、書籍などを対象に、問題解決学習の授業実践やカリキュラムの実態と課題を分析した。22年度も継続する。
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