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2009 Fiscal Year Annual Research Report

へき地における教育実習を中心とした滞在型教育カリキュラム開発研究

Research Project

Project/Area Number 21530992
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

里井 洋一  University of the Ryukyus, 教育学部, 教授 (50215761)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 山口 剛史  国立大学法人琉球大学, 教育学部, 准教授 (20381197)
加藤 好一  国立大学法人琉球大学, 教育学部, 准教授 (50548279)
Keywords僻地教育 / 実践的カリキュラム / 教育実習 / 郷土教育 / ガイド学習
Research Abstract

本研究は、「へき地教育」に関する、より実践的な教育カリキュラムを開発するための研究である。具体的には、西表島にへき地教育実習のための拠点をつくることによって、一定期間学生が西表島に滞在し、一定の単位を取得する滞在型のカリキュラムを開発することをめざす。初年度の平成21年度は研究の予備的段階として以下の資料収集をおこなった。
海外調査のポイントは二点である。僻地における実習のあり方、それを支える僻地独自ののカリキュラムである。この内特に後者に関して蓄積のある台湾・金門とパラオを調査地点に選んだ。予想に反せず金門においては豊かな「郷土教育」教材が作成され、その実践の具体的な記録を入手することができた。また、この調査の過程で中国アモイ市が金門郷土教育に強い関心を示していることが明らかとなったため、中国アモイ市で補足調査を行い、中国農村(僻地)教育と郷土教育に関する資料も収集した。パラオにおいては1994年直後に作成された独自の教育カリキュラム資料を入手し、その実践のありように関する文献と聞き取りを行った。調査のプロセスで在日パラオ大使が環境保存教育プログラムに携わったことが判明しため、パラオ大使館で補足調査を行った。これらの調査資料は学生の滞在型カリキュラムの教育内容を構成する重要な参考データとなる。また、西表島教育研究集会30周年記念大会で、西表島で僻地教育をされた方々のお話を記録した。また、現在の教育課題を解決する上で重要な意味をもつ西表島のガイド学習実践資料も収集することができた。収集だけでなく本研究と学校現場との共同研究の場を設けることの確認もなされた。なお、西表島においては二校で実習を実施し、学生の学びに関するデータを蓄積した。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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