2009 Fiscal Year Annual Research Report
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21531039
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| Research Institution | Seitoku University Junior College |
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Principal Investigator |
高橋 みゆき Seitoku University Junior College, 保育科, 講師 (90528291)
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| Keywords | 医療保育 / 保育支援過程 / 判断基準 / 保育士の専門性 / 保育業務内容 |
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| Research Abstract |
21年度は、各領域(病棟・病児・療育)の病院見学、及び業務実態の聞き取り調査と文献による調査を行った。そこでは、各領域のねらい・役割・位置づけ・業務内容等の保育士としての専門性と職務領域の違いがみられることがわかった。具体的には、業務範囲と優先順位、そのことによる保育士として求められる判断基準であり、以下に主な業務内容と役割を簡単にまとめる。
病棟・・発達支援、生活援助、家族支援
病児・・生活援助、保育看護、家族支援
療育・・生活援助、家族支援、地域における子育て支援
また、共通点としては、医療チームの一員として他職種との連携の必要性と重要性があげられる。以上のことから、それぞれの領域の保育士としての専門性が非常に高いことがわかった。これは、各々の領域で対象としている子どもの状況(病状・症状・障害)の違いと、そのことによる保育のねらいからくるものと考えられる。そのため現段階では、医療保育全体の保育支援過程プログラムの一本化は難しいのではないかという結果である。
加えて、医療保育支援の過程を明らかにしていくために、子どもに関わる領域の支援過程についての文献検索を行った。これは、医療保育支援プログラム作成のためにも、来年度以降も引き続き行っていきたいと考えている。
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