2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21540027
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
村田 玲音 明治学院大学, 経済学部, 教授 (30157789)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
知念 宏司 近畿大学, 理工学部, 准教授 (30419486)
神谷 諭一 大東文化大学, 経済学部, 講師 (90553412)
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Keywords | 数論的関数 / code / paper-folding sequence |
Research Abstract |
今年度の研究は「数論的関数とCode」に限定した。2012年に刊行した村田-神谷の共著論文(Relations among arithmetical functions, automatic sequences, and sum of digits functions induced by certain Gray codes, J. Theorie des Nombres de Bordeaux)において、Reflected Binary code(Gray codeの一種、RBCと略記)とpaper-folding sequence の間に興味ある関係のあることが示されている――RBC のsum of digitsの差分数列をとると、これが Regular paper-folding sequenceと完全に一致する。この現象は興味深いものなので、これの一般化を目指し、期待通りの結果を得ることができた。 以下が我々の得た結果の要点である(J. Theorie des Nombres de Bordeaux誌に掲載予定):1) Regular paper-folding sequence は従来より一般化がなされていた(generalized paper-folding sequence) 2) 村田-神谷の上の論文で、RBCは数論的関数χ_4(mod 4 の Dirichletの指標)から一定の手続きで構成されることが分っていた。この構成方法をそのまま用い、χ_4の代わりに少し複雑な数論的関数を使うと、RBCを一般化したcodeが得られる。 3) この新しく得られたcodeから sum of digits functionを作り、その差分数列をとると、これが Generalized paper-folding sequence と完全に一致することが証明できる。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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