2011 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21540103
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
濱田 龍義 福岡大学, 理学部, 助教 (90299537)
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Keywords | 幾何学 / 計算機代数 / KNOPPIX |
Research Abstract |
以下の研究集会,ワークショップ等に参加し,計算代数の最近の成果についての情報収集と微分幾何学への応用について議論を行った. 1.2011年7月27日-29日 幾何学シンポジウム 山口大学 2.2011年11月12日-14日 トポロジーとコンピュータ 名城大学サテライトキャンパス 3.2011年11月30日-12月1日 第10回環太平洋幾何学会議2011大阪 複素空間型内の*-アインシュタイン実超曲面については,研究代表者は2002年にHopf実超曲面についての分類結果を公表しているが,最近になってT.A.Ivey-P.J.Ryanによって,新たな進展が得られ,その過程において,より広いクラスであることが判明した.また,実3次元超曲面の特殊性についても新たな成果が得られており,幾何学シンポジウムでは,最近のこの分野の進展について紹介を行った。また,第10回環太平洋幾何学会議2011大阪,および九州において,これまでの研究成果をポスターにまとめ,研究成果物であるKNOPPIX/Math DVDの紹介を行った. 数学ソフトウェアと数学諸分野との連携について2011年9月27日に信州大学,2012年3月25日に東京理科大学で数学ソフトウェアに関するワークショップを開催.量子化学計算,代数的整数論,群論的パズル等,様々な分野の専門家の方に講演いただき,研究交流を行うことができた. 研究代表者は,これまでの調査研究の成果として,各分野の専門家と協力して,数学ソフトウェアを手軽に試すことができるMathLibre 2012を作成し,公開している.これまで取り組んできたプロジェクトKNOPPIX/Mathを発展的に解消し,新たなプロジェクトとしてスタートを切ることができた.
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