2009 Fiscal Year Annual Research Report
時間反転対称性の破れの探索実験のための高速電荷測定機器の研究
Project/Area Number |
21540311
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
五十嵐 洋一 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (50311121)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田内 一弥 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 技師 (70391737)
斉藤 正俊 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 技師 (30391783)
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Keywords | 素粒子(実験) / 粒子測定技術 / データ収集 |
Research Abstract |
検出器信号の測定 フラッシュADCを用いて電荷測定器の研究のためにターゲットとなる検出器の信号測定を行った。それにより、CsI(T1)光子検出器の信号は立ち上がり約0.5マイクロ秒立下り1.8マイクロ秒、偏極測定用チェンバーに関しては立ち上がりが約80ナノ秒信号長が100ナノ秒から600ナノ秒であることが解った。 試験用のフラッシュADC基板の試作 このデータと市場の技術動向、コストなどを考え106MHzのサンプル速度をもつアナログデバイス社のAD9216を選択した。モジュールのプラットフォームはシステムとして稼動させたときの問題点を洗い出すために実際に使用予定のVME bus規格にタイミング信号、電源供給を強化したものを選択し機能設計を行った。この機能設計を元に部品の調査、選定、回路設計を行い、電荷測定器の試作を行ったところ主要部品のうちの制御を行うFPGAが製造会社の都合により生産が遅れ入手難となった為実際の試作は次年度に持ち越した。
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Research Products
(1 results)