2011 Fiscal Year Annual Research Report
マグネシウムタンタル酸バリウムと亜鉛タンタル酸バリウムの単結晶育成開発
Project/Area Number |
21560025
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Research Institution | National Institute for Materials Science |
Principal Investigator |
KOLODIAZHNYI Taras 独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導物性ユニット, 主任研究員 (80469767)
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Keywords | incipient ferroelectric / dielectric / magnetoelectric / microwave dielectric resonator / synthesis / phase diagram / thermodynamic equilibria |
Research Abstract |
今回我々は、1450℃の平衡状態にある、BaO-MgO-Ta205系の位相関系についての調査を完了した。 その結果、3個の三元相を発見することができた。その3個とは、つまり3:1:1ペロブスカイトBa3MgTa209、9:1:7TTB(三包晶タングステンブロンズ)タイプBa9MgTal4045、およびタングステンブロンズ構造に密接な関係を持つ4:1:5 Ba4MgTa10030である。 また、上記とは別の三元相であるBa10MgO.25Ta7.9030(10層6角ペロブスカイト構造)は、1600℃の平衡状態においてのみ得ることができた。 TTB様のBa4Ta10029,BaTa4011 および Ba6.63Ta34.95095 中におけるMgO溶解度は、2.0mol%を超えることはなかった。 Mg4Ta209-BaTa206結合からは、BaTa206相の六角多角体のみが発見された。 20Hzから2MHgの領域における誘電特性を測定した結果、Ba9MgTa14045の比誘電率は99であり、周波数分散がなく、誘電ロスも少ないことが分かった。 また、我々はBaO-MgO-Ta2O5合成場の二相、三相に関連した、対立する内容のいくつかのレポートの検証も行った。
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Research Products
(1 results)