2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
21560146
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
熊澤 典良 Kagoshima University, 理工学研究科(工学系), 准教授 (60284907)
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Keywords | 複合材料・物性 / ウェーブレット |
Research Abstract |
本研究では,新しい材料として注目されている金属-金属間化合物系傾斜機能材料の特性や品質を制御し,より望ましい性質をもつ安定した材料を供給することを見据え,半溶融加工下における加工温度を適切に制御することを目的とする.しかし,傾斜機能材料そのものの性質のほとんどが未知であることから,従来知られている測定方法や解析方法の改良が必要であるし,半溶融加工後の材料特性も併せて検討する必要がある. 平成21年度は,傾斜機能材料の要素・構成材料としての実用化を見据え,材料の接触部に発生する摩擦・摩耗現象を明らかにすることを目的として,現有の摩耗試験装置の改修すると共に,交付金で購入した高精度2次元レーザ変位計等を取り付け,調整を行った.予備実験より,改修した装置で摩耗面を動的に計測できることが確認できた. 試供材として利用するAl-Al3Ni傾斜機能材料の半溶融加工温度制御器のパラメータをチューニングし,より,ばらつきの少ない傾斜機能材料を作成できるようになってきている.
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