2010 Fiscal Year Annual Research Report
エレクトロスプレー法を用いたマイクロLPP燃焼技術の開発
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21560217
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| Research Institution | Yamaguchi University |
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Principal Investigator |
三上 真人 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (20274178)
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| Keywords | 燃焼 / 液体燃料 / エレクトロスプレー |
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| Research Abstract |
小径ガラス管内での燃焼特性について気体燃料のプロパンを用いて確認を行った.昨年度に引き続き,再生予熱を模擬した外部加熱時の燃焼特性をまず調べ,流量と混合気の当量比に依存した可燃範囲および特殊な火炎形状を確認した.また,低流量時において発生する振動火炎の特性についても把握を行った.さらに,排熱による再生予熱を行った際の火炎挙動について調査を行った.空気および燃料の流量を変化させ,また,加熱方法を変化させ,詳細に調査を行った.さらに,小径ガラス管内にメッシュを挿入した燃焼器について,同様に管内・外における燃焼条件を調べた.当量比および流速範囲によっては,外部加熱無しでも管内で火炎が定在化する条件が存在することが明らかになった.
気体燃料を用いた実験と並行して,液体燃料を用いた場合の小径ガラス管内での噴霧形成条件および燃焼特性について実験を行った.噴霧の形成には静電微粒化を用い,異なる電極配置に対して,また,異なる燃料流量,当量比に対して,エレクトロスプレーの形成およびガラス管内壁への燃料付着,管内火炎定在条件について詳細に調査を行った.実験の結果,リングエクストラクター無しには小径ガラス管内でのエレクトロスプレーの形成が困難であること,ある燃料流量以上ではガラス管内壁へ燃料付着が生じ,長時間の燃焼器運転が困難となること,外部加熱無しにガラス管内に火炎が長時間定在可能な条件が存在することが明らかになった.
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Research Products
(3 results)
