2013 Fiscal Year Annual Research Report
CVSL・高速ゲート・ニューロン構造組み込みSET耐性強化宇宙用LSI回路
Project/Area Number |
21560375
|
Research Institution | Shizuoka Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
波多野 裕 静岡理工科大学, 理工学部, 准教授 (80238013)
|
Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2014-03-31
|
Keywords | 電子デバイス・機器 / デバイス設計 / 放射線、粒子線 / 宇宙線 / シミュレーション |
Research Abstract |
50段多入力NANDゲートCMOSチェーン回路を0.18マイクロメートルCMOSプロセスにより設計して、SET(シングル・イベント・トランジェント)耐性の入力端子依存性を明らかにした。また、回路速度性能の入力端子依存性を明らかにした。更に、0.18マイクロメートルCMOSプロセスにより50段多入力NANDゲートCMOSチェーン回路を試作して、試作回路の実測とシミュレーションを比較した。 50段多入力NORゲートCMOSチェーン回路を0.18マイクロメートルCMOSプロセスにより設計して、SET耐性の入力端子依存性を明らかにした。また、回路速度性能の入力端子依存性を明らかにした。更に、0.18マイクロメートルCMOSプロセスにより50段多入力NORゲートCMOSチェーン回路を試作して、試作回路の実測とシミュレーションを比較した。 NANDゲートとNORゲートの実験結果に基づき、極限微細化によらないディジタルCMOS回路の高性能化技術について考察を行った。 SET耐性を強化したカスケード電圧スイッチ論理(CVSL)回路とオリジナルのクロック形CVSL(C2VSL)回路を0.18マイクロメートルCMOSプロセスにより設計し、シミュレーションにより従来のCMOS回路よりSET耐性が優れていることを明らかにした。また、0.18マイクロメートルCMOSプロセスによりチップ試作を行った。 更に、宇宙用SET耐性強化LSI回路について総合的な考察を行い、今後の課題を明らかにした。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(3 results)