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2010 Fiscal Year Annual Research Report

外部電源を必要としない低価格橋梁モニタリングシステムの開発

Research Project

Project/Area Number 21560507
Research InstitutionTokyo City University

Principal Investigator

白旗 弘実  東京都市大学, 工学部, 准教授 (40298013)

Keywords橋粱モニタリング / 省電力 / 発電 / 太陽電池 / マイクロコンピュータ
Research Abstract

本研究の目的は低価格で,外部からの電源を必要としない橋梁のモニタリングシステムを構築することである.背景としては,橋梁の劣化が問題となっていること,予算制約の大きい地方公共団体が多いこと,高性能なマイクロコンピュータや通信モジュールが入手しやすくなっていること,および低炭素社会といった環境への配慮が重要となっていることがあげられる.待ち受け時間の長い事象(地震など)のためのデータ収録システムの構築を目指したものである.
平成21年度には圧電素子の発電特性を調べた.平成22年度は,太陽電池に関して発電特性を調べた.市販の太陽電池による充電器を基にして,マイクロコンピュータに必要な電力を供給する回路を作成した.この電池に市販の無線センサノード(Mote)を接続し,電池がどれくらい持続するかを調べた.電池を満充電し,2個を並列にして接続することで,3日ほど持続することを確認した.
今後としては(1)無線センサノードの計測項目および時間の調整できるマイコンプログラムを行うこと,(2)無線通信の別のマイコン回路の作成,(3)信号受信後のインターネット配信のためのサーバの構築を行う予定である.この中で,(2)のマイコン回路の作成はすでに試作品が完成した.また,データ通信が所望のとおりに行われていることは確認している.より具体的には,異状検知のためのしきい値の設定やそれに応じた計測のためのプログラムを作成する予定である.

  • Research Products

    (1 results)

All 2010

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 圧電フィルムを用いた省電力型橋梁異状検知モニタリングシステムの構築2010

    • Author(s)
      白旗弘実, 吉池主, 加藤真鳥, 淡路雄一
    • Organizer
      土木学会第65回年次学術講演会
    • Place of Presentation
      北海道大学(札幌)
    • Year and Date
      2010-09-02

URL: 

Published: 2012-07-19  

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