2012 Fiscal Year Annual Research Report
マクロ・ミクロ双方のニーズに対応可能な伸縮型国際貨物流動シミュレーションモデル
Project/Area Number |
21560565
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
柴崎 隆一 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (50323514)
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Project Period (FY) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 国際物流 / 全球モデル / 地域モデル / インターモーダル輸送 |
Research Abstract |
(1)「コンテナ船社と荷主の双方の最適行動を考慮したコンテナ貨物流動モデル」の仕上げと成果発表 昨年度までで構築した表記モデルについて,全世界の海上輸送ネットワークと陸上輸送ネットワークを統合したインターモーダル輸送ネットワーク上でシミュレーション計算を行った. (2) 「現状の全世界のコンテナ船動静データを所与の海上輸送ネットワークとして与えた海上コンテナ貨物配分モデル」の構築 世界規模の国際物流シミュレーションおよび個別港湾の政策評価といったミクロレベルのシミュレーションの双方に適用可能な,世界の各コンテナ船の詳細スケジュールを与えたコンテナ貨物の配分モデルを構築し,トランシップ貨物量の観点からみた現状再現性がおおむね良好であることを確認した.このモデルを用いて,スエズ運河通航量の分析や,中米地域における将来シミュレーションも行った.ただし,本モデルは(1)のモデルと異なり船社の行動はモデル内生化されておらず,所与として与える必要がある点に注意が必要である.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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