Research Abstract |
下記の系についてヘンリー定数の測定をおこない良好な結果を得た。 ○1-allyl-3-butylimidazolium bromide中でのpropane, propene, butane, isobutane, 1-butene, isobutene, trans-2-buteneおよび1,3-butadieneのヘンリー定数の測定 ○1-allyl-3-butylimidazolium tetrafluoroborate中でのpropane, propene, butane, isobutane, 1-butene, isobutene, trans-2-buteneおよび1, 3-butadieneのヘンリー定数測定 ○1-allyl-3-butylimidazolium bis(trifluoromethanesulfonyl)imide中でのpropane, propene, butane, isobutane,1-butene, isobutene, trans-2-buteneおよび1,3-butadieneのヘンリー定数の測定 これらデータは、新規なものでイオン液体のアニオンの種類の違いによる溶解度への影響を検討する貴重なデータとなる。 分子シミュレーションに関しては、無限希釈活量係数の相関を目的として剛体鎖状分子についての状態式、化学ポテンシャルのシミュレーションを行った。この結果は、剛体鎖状分子を基準にした摂動法として発展できる。
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