2009 Fiscal Year Annual Research Report
大規模スクリーニングによるオートファジーと小胞体ファジーの総合的理解
Project/Area Number |
21570197
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
野田 健司 Osaka University, 微生物病研究所, 准教授 (00290908)
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Keywords | オートファジー / スクリーニング / Tor |
Research Abstract |
細胞内の大規模な分解機構であるオートファジーには多くの蛋白質が関与している。とくにAtgと呼ばれるオートファゴソームの形成に関与する一群の分子群が存在し、我々を含めこれまで多くの研究がなされてきた。今回、これらオートファジーに関与する分子を網羅的に探索する方法を開発し、ゲノムワイドにスクリーニングを行った。これまで開発したオートファジーの定量的なアッセイ法を、酵母遺伝子破壊株ライブラリーに導入し、すべての遺伝子破壊株でオートファジー活性を測定した。これまで、知られていたAtg破壊株はほぼ全て捕捉されたことから、極めて網羅性の高いスクリーニングが完遂された。この結果得られたNPR2とNPR3変異株は、窒素源飢餓のシグナルをTorプロテインキナーゼに伝達するまでのプロセスが欠損していることが明らかとなった。その他、新規のオートファジー関連遺伝子が同定され、それらに関して機能解析を進行中である。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Two Beclin 1-binding proteins, Atg14L and Rubicon, reciprocally regulate autophagy at different stages2009
Author(s)
K Matsunaga, T Saitoh, K Tabata, H Omori, T Satoh, N Kurotori, I Maejima, K Shirahama-Noda, T Ichimura, T Isobe, S Akira, T Noda, T Yoshimori
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Journal Title
Nat Cell Biol 11
Pages: 385-396
Peer Reviewed
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