2010 Fiscal Year Annual Research Report
農業普及事業と連携した農家家族カウンセリングの実践と教材開発
Project/Area Number |
21580262
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Research Institution | Utsunomiya University |
Principal Investigator |
齋藤 潔 宇都宮大学, 農学部, 教授 (80202076)
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Keywords | 農業普及事業 / 家族カウンセリング / 農業教育 / 人材育成 / ユースプログラム / ファシリテーション / アクションラーニング / 教材開発 |
Research Abstract |
本研究は地域農業が抱える食料供給力の強化、そのための新規就農者の確保と人材育成という問題に効果的に対応できる教育システムを構築するため、農家家族を対象としたカウンセリングの実践を、国と各都道府県が協同で組織している農業普及事業と連携しながら推し進め、その活動の成果をもとに農家家族カウンセリングの教材を開発することを目的としている。 本年度は研究計画に基づいて、国内調査では秋田県を対象として普及教育の効果分析を行った。さらに、本年度調査では栃木県内のリーディングファーマー10人の参加を得て、農業者人材育成セミナーを宇都宮大学を会場として開催することができた。セミナーにおいては、専門家の協力を得て、ワークショップにおけるファシリテーション、アクションラーニング原則など参加型研修スタイルの新たな理論とツールを大胆に導入した結果、実に興味深く刺激的な成果を達成することができた。セミナーはすべて映像記録として残されており、今後映像教材を開発することが検討される。 海外調査においては、アメリカのワシントンD.C.において、国立図書館、議会図書館を利用してアメリカの農業教育、とりわけユースプログラムの政策的議論の背景に関する資料を多数収集し、現在、その分析整理を継続している。
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Research Products
(1 results)