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2009 Fiscal Year Annual Research Report

血管内皮細胞・周細胞相互陥入部を介した血管新生制御機構の三次元電顕免疫学的研究

Research Project

Project/Area Number 21580371
Research InstitutionAzabu University

Principal Investigator

和久井 信  Azabu University, 獣医学部, 准教授 (40201157)

Keywords血管内皮細胞 / 周細胞 / 相互陥入部 / 三次元電顕免疫学 / 血管新生
Research Abstract

三次元マトリックス・ジェルは培養マトリックスとして開発されたジェルである。特性として、低温(0度C以上から15度C以下)では流動性水溶性(ゾル状態)を示す。これに対し室温(25度C)以上では流動性を示さない固形のハイドロゲル(ゲル状態)となることが報告されている。すなわち、ゾル状態で各種細胞増殖因子・抑制因子を添加することが可能である。さらに、このゾル・ゲル変化は温度変化に対応するものであり、可逆的に繰り返し行うことができる。さらに、ジェル内において各種細胞が増殖可能であることから、生体内(ラット皮下)に埋設することで周囲の生体に既存の血管構成細胞がジェル内に発育進入することが想定され、本研究ではこのジェル内で新生血管が発育進展することを確認するとともに、マトリックス・ピル作成のためジェル濃度の成作条件設定を変動させることから、新生血管の検討のための新規実験肉芽組織形成のモデルとして使用するための条件設定を行った。凍結乾燥したメビオール・ジェルの培養液希釈倍率を変化させた。その結果、等倍希釈で作成したマトリックス・ピルに最も多くの新生血管を確認することができた。本検討から、三次元超微形態学的検討に最適な希釈倍率が明らかとなった。しかし、この条件で作成したマトリックス・ピルからpoly(A+)RNAを抽出したところ、希釈倍率に逆相関的に抽出率は低下を示したことから、希釈倍率をさらに厳密に調整し最適なマトリックス・ピルの作成条件設定を行っている。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010 2009

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] Sprague-Dawley rat : Sertori-Leidig cell tumor of the testis.2009

    • Author(s)
      Wakui, S., et.al.
    • Journal Title

      Journal of Toxicologic Pathology 22

      Pages: 22-22

  • [Presentation] Di(n-butyl)phthalate胎生期曝露・雄ラット精巣の成長に伴う変化2010

    • Author(s)
      和久井信, 他
    • Organizer
      日本トキシコロジー学会
    • Place of Presentation
      盛岡
    • Year and Date
      2010-01-29

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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