2009 Fiscal Year Annual Research Report
感染経路の予測を行うコンピュータアルゴリズムの研究
Project/Area Number |
21590553
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Research Institution | Tokai University |
Principal Investigator |
藤本 修平 Tokai University, 医学部, 教授 (90241869)
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Keywords | 院内感染 / 感染経路 / コンピュータアルゴリズム / 予測 / 電子疫学 / 感染対策 |
Research Abstract |
1)プログラム作成、algorithm検証、データ管理のためのサーバーを整備した。 2)データベースを準備し、データ自動収集のためのシステムを構築した。複数施設より安全に自動的にデータを受信、蓄積、解析するシステムを稼働させた。 3)感染源、感染経路(mode of transmission)の予測について、菌ごとの感染対策データベースを計画している研究グループと共同で感染源、排出経路、感染経路、侵入門戸、被感染患者、排出門戸、常在部位データベースの作成を行う調整を行い作業に着手した。データベースに含める項目を整理した。 4)研究代表者の所属施設に於いて、他施設データによる疫学研究の倫理審査を受審し承認を得た。 5)感染経路(拡散経路:rout of propagation)の予測のalgorithmについて検討し、米国の研究者と討議を行った。 6)医療施設を訪問し研究趣旨を説明し、研究協力を依頼した。大きなアウトブレイクを経験した3施設よりデータ提供の許可を得た。アウトブレイクを経験した1施設、アウトブレイクを経験していない3施設より継続的なデータの自動転送、細菌試料の提供を受ける許可を得た。各施設に於いて院内での必要な手続きを済ませ、施設長より必要な同意書を得た。 7)外注検査会社2社に研究趣旨を説明し、施設からの許可のもと、データの転送、細菌試料の提供を受ける方法を検討し、手続きを行った。 8)入手したデータの移植を行い解析に着手した。 9)電子疫学データの裏付けをするための分子疫学的裏付けを行うための準備を行った。
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