2010 Fiscal Year Annual Research Report
虚血性心疾患の生命予後における生活習慣改善効果とミトコンドリア遺伝子多型の影響
Project/Area Number |
21590711
|
Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
木庭 新治 昭和大学, 医学部, 講師 (20276546)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横田 裕哉 昭和大学, 医学部, 助教 (00465105)
|
Keywords | 虚血性心疾患 / 生活習慣 / ミトコンドリア遺伝子多型 / 心臓リハビリテーション / 生命予後 / 脂質異常 |
Research Abstract |
本研究計画は昭和大学ヒトゲノム・遺伝子解析倫理審査委員会で承認を得た(申請番号126号)。2010年度は、2009年に引き続き、冠動脈疾患の治療で入院および通院中の患者より同意を取得後、血液採取、DNA抽出を行い、検体を-80度の冷凍庫で保存している。 提供者に独自の記号を付し、匿名化し、診療情報を収集し、専用のコンピューターにデータベースとして保管する作業を同時に行っている。保存検体から、以下に記す方法で、複製連鎖反応(polymerase chain reaction ; PCR)を用いて、標的DNAを増幅し、制限酵素AluIを用いて処理した後、1塩基置換 (Mt5178C/A)を測定した。ロッシュのDNA解析用キットLightCycler DNA Master Plusを使用 Forward primer 5'-CTTAGCATACTCCTCAATTACCC-3' Reverse primer 5'-CTGAATTCTTCGATTAATGGCCCA-3' 2009年度 262例、2010年度304例の検体を収集した。今年度はMt5178C/Aの頻度はC 130例、A 174例であり、合計でC 250例、A 316例であった。臨床データとの関連については現在解析中である。
|