2009 Fiscal Year Annual Research Report
インドレアミン・ジオキシゲナーゼ阻害を介した結核に対する新規細胞ワクチンの開発
Project/Area Number |
21590985
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
須田 隆文 Hamamatsu University School of Medicine, 医学部, 助教 (30291397)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永田 年 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90275024)
中村 祐太郎 浜松医科大学, 医学部附属病院, 助教 (60436962)
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Keywords | インドレアミン・ジオキシゲナーゼ / ワクチン / 樹状細胞 / 結核 |
Research Abstract |
●マウス骨髄由来の樹状細胞(BM-DC)を,IL-4とGM-CSFを用いて分化誘導させ,磁気分離装置を用いて,CD11c陽性DCをpurifyした.さらに,このBM-DCを,各種Toll-like receprotのリガンド,CpG DNA,LPS,fragelinなどで刺激し,インドレアミン・ジオキシゲナーゼ(IDO)のmRNAおよびタンパクの発現が誘導,増強されることを,real-time PCRとWestern blottingで確認した. ●さらに,これらのToll-like receptorのリガンドで刺激したBM-DCの培養液に,tryptophan(Trp)を加え,liquid chromoatography-mass spectrometry(LC-Mass)を用いて,Trpの代謝産物であるkynurenine(Kyn)を測定することによって,IDOの酵素活性を評価することに成功した. ●Toll-like receptorのリガンドで刺激し,IDOを誘導したBM-DCに,IDOの選択的阻害剤である1-methyl-L-tryptophan(1-MT)を作用させることによって,in vitroでBM-DCのIDO活性が阻害されることを確認した. ●IDOのsiRNSを作成し,mRNAレベルで,IDOの遺伝子発現が減弱することにも成功した.
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Research Products
(3 results)