2009 Fiscal Year Annual Research Report
温熱電流同時印加により誘導される新規インスリン作用・インスリン分泌関連分子の同定
Project/Area Number |
21591145
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
近藤 龍也 Kumamoto University, 医学部附属病院, 医員 (70398204)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒木 栄一 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (10253733)
松村 剛 熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 特任助教 (20398192)
水流添 覚 熊本大学, 医学部・付属病院, 助教 (50398202)
本島 寛之 熊本大学, 医学部・付属病院, 医員 (40398201)
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Keywords | 糖尿病 / Hsp72 / インスリン抵抗性 / 膵β細胞 |
Research Abstract |
*糖尿病動物の膵島においてHsp72発現誘導が、どのような遺伝子発現を変化させ、膵β細胞機能に影響を与えているかを検討する。 1. インスリン抵抗性糖尿病モデルマウスとして高脂肪食負荷(HFD)マウス(4週間投与)とob/obマウス(10週齢)を、インスリン分泌不全糖尿病モデルマウスとしてHFD(4週間投与)+少量STZ投与マウス(100mg/kg投与4日間)と高齢db/dbマウス(20週齢)を、小胞体ストレスによる糖尿病マウスとしてAkitaマウス(12週齢)とHsp72KO+高脂肪食負荷(12~16週齢)を使用する。 2. 各糖尿病動物の膵島を単離し、 (a) Hsp72誘導薬であるGeranylgeranylacetone(GGA)を100μM濃度で48時間刺激した。 (b) 42℃, 5V, 0.1ms, 55pulses/sec, 10minの条件で温熱微弱電流刺激(Mild Electric current and Thermo : MET)を行った。 3. GGAおよびMET刺激が十分に、細胞内に伝達できたか否かを確認するためにHsp72のウエスタンブロットを行い、現存確認を行っている。
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Research Products
(4 results)
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[Journal Article] Heat Shock Treatment with Mild Electrical Stimulation Safely Reduced Inflammatory Markers in Healthy Male Subjects2010
Author(s)
Kondo, T., Sasaki, K., Adachi, H., Nakayama, Y., Hatemura, M., Matsuyama, R., Tsuruzoe, K., Furukawa, N., Motoshima, H., Morino, S., Yamashita, Y., Miyamura, N., Kai, H., Araki, E.
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Journal Title
Obesity Research and Clinical Practice (In press)
Peer Reviewed
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