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2009 Fiscal Year Annual Research Report

脂肪および血管内皮細胞由来新規内分泌因子に関する研究

Research Project

Project/Area Number 21591178
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

福原 淳範  Osaka University, 医学系研究科, 特任研究員 (00437328)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 前田 和久  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (60397750)
KeywordsZ5 / 生活習慣病 / ホルモン
Research Abstract

1) 大腸菌を用いたリコンビナントタンパクの精製;大腸菌にMBPタグとHAタグを融合したZ5を発現するプラスミドを一過性に導入した。発現誘導後に大腸菌を回収し、アミロースレジンと陰イオン交換カラムによる精製を行った後に、プロテアーゼを用いてMBPを切断することに成功した。本蛋白を用いて3T3-L1脂肪細胞のインスリン誘導性糖取込に対する作用を検討している。また、異なるタグを用いた蛋白作製も同時に行っている。
2) Z5を発現する脂肪細胞の解析;レトロウイルスを用いてZ5を発現する3T3-L1脂肪細胞を作成した。parental細胞と比較して、分化誘導による脂肪蓄積、発現遺伝子の解析を行ったが、有意な差を認めなかった。Z5を発現した細胞培養上清をヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)に添加したところ、血管収縮に関連した因子の遺伝子発現が上昇した。
3) 抗体作成;Z5の抗体作製を行い、ヒトZ5およびマウスZ5蛋白を認識するクローンを得た。
4) トランスジェニックマウスの作成;SAPプロモータを用いて肝臓特異的にZ5を発現するトランスジェニックマウスの作成を行った。肝臓において高発現する個体を複数得た。高発現する二ラインについて、体重、血糖値、インスリン値を測定したが、有意な変化を認めなかった。高脂肪高ショ糖食負荷を行い、糖脂質代謝パラメータの測定を行っている。

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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