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2009 Fiscal Year Annual Research Report

ヨウ素124を用いた腫瘍イメージングのための新規PET用プローブの開発

Research Project

Project/Area Number 21591592
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

船木 善仁  Tohoku University, サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター, 助教 (50261491)

Keywords^<124>I / 腫瘍 / 抗体 / 小動物PET
Research Abstract

^<124>Iの製造
^<124>Iの製造はターゲットとして^<124>TeO_2を用い、当施設にあるサイクロトロンにて行った。その結果、約200MBqの^<124>Iが得られた。
^<124>I標識抗体の作製
標識抗体の作成はヨウ素の標識方法として汎用的に利用されているIODOGEN法を用いて行ったが、^<125>Iを用いた標識率が約70%だったのに対し、^<124>Iを用いた標識率は約20%と低くなることが明らかとなった。この標識率が低い原因について詳細な検討を行ったところ、^<124>Iは放出される陽電子のエネルギーが高いため、反応溶媒中(PBS)に還元作用をもつ水和電子が発生し、結果として酸化されたヨウ素の数が減少するためだという知見を得た。これを改良する目的でIODOGENをglass beadsにコーティングし、反応溶媒中での水和電子の発生を抑制したところ、^<124>Iの抗体に対する標識率は上昇した。
^<124>I標識抗体のin vitroにおける結合評価
得られた^<124>I標識抗体について腫瘍細胞を用い、抗原に対する作製した^<124>I標識抗体の結合性を確認したところ、特異的な結合が見られたことから、^<124>Iが抗原認識部位へ結合したのではないことが明らかとなった。この結果、作製した^<124>I標識抗体はイメージングプローブとして利用可能である可能性が考えられた。

  • Research Products

    (1 results)

All 2009

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 超高分解能PETを用いたマウスにおけるヨウ素124標識抗体によるがんの画像化の研究2009

    • Author(s)
      船木善仁
    • Organizer
      原子力学会
    • Place of Presentation
      仙台市
    • Year and Date
      2009-09-17

URL: 

Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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