2010 Fiscal Year Annual Research Report
重症静脈血栓塞栓症に対するハイブリッドIVR治療システムの新たな研究展開
Project/Area Number |
21591599
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
田島 廣之 日本医科大学, 医学部, 教授 (00188244)
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Keywords | 静脈血塞栓症 / thrombolysis / thrombectomy / intervention / 肺血栓塞栓症 / 深部静脈血栓症 / ndovascular / IVR |
Research Abstract |
重症静脈血栓塞栓症に対するIVR(Interventional Radiology)への期待はきわめて大きいが、いまだ標準治療として評価されるには至っていない。申請者は、本領域における新しいIVR治療システムを考案し、これまで研究を重ねてきたが、それに伴い新たな問題点も明らかになってきている。本研究の目的は、重症静脈血栓塞栓症に対する血栓溶解・破砕・吸引療法のハイブリッドIVR治療システムの新たな展開を求めることにある。具体的には、基礎的研究を行うことにより安全性を高め、最終的に治療成績を更に向上させる。初年度は、まず、安全性に特に留意した特注血管シースと、それに適合する大口径の特注血栓破砕カテーテル・特注血栓吸引カテーテルを設計、作成し、血管ファントーム実験と動物実験により、システムの安全性と有効性を確認することができた。本年度は、本学付属病院・武蔵小杉病院に搬入された重症静脈血栓塞栓症を対象として、十分なインフォームド・コンセントを得た後、細心の注意をもって、新しいハイブリッドIVR治療システムの臨床応用を開始した。なお、臨床例においては、手技に伴う血栓塞栓の遠隔塞栓に対する解決法と予知についても研究を進めることができた。
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Research Products
(10 results)
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[Presentation] Hybrid catheter intervention for acute massive pulmonary thromboembolism.2010
Author(s)
Tajima H, Kaneshiro T, Ichikawa T 1, Murata S 2, Nakazawa K 2, Mine T 2, Ueda T 2, Sugihara F 2, Takagi R 2, Onozawa S 2, Tajima N
Organizer
Joint meeting of the 8th Symposium of the Scandinavia Japan Radiological Society and 11th Nordic Japan PACS Symposium
Place of Presentation
Vejle
Year and Date
2010-09-06
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