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2009 Fiscal Year Annual Research Report

新規遺伝子解析法を用いた乳癌の治療効果予測に関する探索的研究

Research Project

Project/Area Number 21591660
Research InstitutionUniversity of Toyama

Principal Investigator

長田 拓哉  University of Toyama, 大学病院, 講師 (40303242)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 塚田 一博  富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 教授 (90171967)
嶋田 裕  富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 准教授 (30216072)
Keywords乳癌細胞 / 細胞培養 / フローサイトメトリー
Research Abstract

乳癌細胞、および正常乳腺細胞の初代培養実験系を確立する目的で、乳癌手術で切除した標本より、適量の乳癌組織、および正常乳腺組織を採取した。両組織をそれぞれ酵素溶液中でインキュベーションして細胞を分離させた後にそれぞれの細胞を37度の培養器中で培養した。その結果正常乳腺細胞では4種類のcell lineを確立し、実験に備えて5x10^6個以上の細胞を冷凍保存することが出来た。一方、乳癌培養細胞実験系の確立はまだ成功しておらず、現在実験を進めている。
またヒト乳癌培養細胞(MCF7,SKBR3)、および正常乳腺細胞(TNB-Nシリーズ)細胞について、それぞれin vitroで細胞を固定すると共に細胞膜に孔を開け、細胞質中のホルモンレセプター(エストロゲン、プロゲステロンに対する各レセプター)の発現について、フローサイトメーターを用いて検索した。その結果、病理組織学的な免疫染色とフローサイトメトリーを用いたホルモンレセプターの発現解析結果に相関が見られた。
今後はこれらの培養細胞を用いて各種ホルモン剤、および抗癌剤の感受性試験を行うと共に、細胞内増殖因子の動態につき解析を進めていきたいと考えている。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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