2010 Fiscal Year Annual Research Report
食道扁平上皮癌の新規癌抑制遺伝子としてのEMP3の同定と発現制御機構の解明
Project/Area Number |
21591706
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
野口 剛 大分大学, 医学部, 准教授 (20264335)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
麓 祥一 広島大学, 広島大学病院, 助教 (00532631)
北野 正剛 大分大学, 医学部, 教授 (90169871)
衛藤 剛 大分大学, 医学部, 助教 (00404369)
檜山 桂子 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 准教授 (60253069)
谷本 圭司 広島大学, 原爆放射線医科学研究所, 助教 (90335688)
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Keywords | 食道外科学 / 癌抑制遺伝子 |
Research Abstract |
1)食道癌臨床検体における高特異性EMP3抗体による免疫組織化学染色: 既存するEMP3に対する一次抗体(Anti-EMP3 monoclonal antibody (MO1)、clone 3D4、Abnova Corporation)に関しては、免疫組織化学染色での十分な情報が得られていなかったことから、昨年度に引き続き、臨床検体組織を用いた同抗体の適切な免疫組織化学染色の条件設定を行った。同時に、集積し得た食道癌臨床検体の免疫組織化学染色を行った。 2)EMP3発現に関連する新規関連遺伝子の同定: EMP3発現に関連する遺伝子の新たなネットワークの解明を目指し、複数のEMP3強制発現クローン及びコントロールベクター導入クローンを用いたオリゴヌクレオチドマイクロアレイによる遺伝子プロファイリング解析(解析結果はGeneSpring GX 11にて解析)により、EMP3発現に関連することが示唆されたCSH1(Chorionic Somatomammotropin Hormone 1)に関し、食道癌細胞株、EMP3強制発現クローン及びコントロールベクター導入クローンにおけるmRNA発現レベルを測定しEMP3とCSH1との関連性を検討した。
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Research Products
(19 results)