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2010 Fiscal Year Annual Research Report

ラジオ波凝固療法とグリピカン3ペプチド樹状細胞ワクチンを用いた肝癌の再発予防

Research Project

Project/Area Number 21591756
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

小森 宏之  熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (50444881)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 別府 透  熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 准教授 (70301372)
堀野 敬  熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (60452900)
馬場 秀夫  熊本大学, 大学院・生命科学研究部, 教授 (20240905)
KeywordsGPC3ペプチド / 肝細胞癌 / 腫瘍抗原特異的CTL
Research Abstract

BALB/c由来の大腸癌細胞株Colon26にmouseのGPC3を遺伝子発現させRT-PCRにて再確認した。共同研究者である国立がんセンター東病院の中面哲也、本村裕らの研究で、マウスの皮下に移植したColon26/GPC3を切除あるいはRFAで治療した後、ソケイリンパ節を回収し、IFN-γElispot assayを行ったところ、RFA治療群において有意に多くのGPC3特異的CTLが検出されることが分かった。またの肝細胞癌患者における検討では、治療歴のないHLA-A24あるいは-A2陽性の肝細胞癌患者27人(RFA9例、肝切除術9例、動脈塞栓術9例)を対象に、それぞれの治療前後におけるPBMC中のGPC3特異的CTLの推移を検討したところ、治療後にGPC3特異的CTLの増加を認めた症例は、RFA6例、肝切除術1例、動脈塞栓術4例とhumanにおいてもRFAが他の治療に比べ高頻度にGPC3特異的CTLを誘導することがわかった。これらの結果を現在Cancer Scienceに投稿中である。我々の研究においては、GPC3を発現する病変に対しRFAを施行した後に、直接ペプチドワクチンを注入し、より効率的にCTLの誘導を試みるものである。今後RFA後のワクチン投与の時間、量など検討する予定としている。DCワクチンとの比較においては、引き続き東病院臨床開発センターと協力し、行っていく予定である。

Research Products

(1 results)

All 2010

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 【広範囲血液・尿化学検査免疫学的検査[第7版] その数値をどう読むか】腫瘍マーカーGPC3(glypican-3)2010

    • Author(s)
      小森宏之、西村泰治
    • Journal Title

      日本臨床 68:増刊号7 広範囲血液・尿化学検査 免疫学的検査

      Volume: 4 Pages: 833-836

URL: 

Published: 2012-07-19  

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