2009 Fiscal Year Annual Research Report
関節軟骨代謝における老化制御因子SIRT1の機能解析
Project/Area Number |
21591934
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
麻生 義則 Tokyo Medical and Dental University, 医歯学総合研究科, 寄附講座教員 (50345279)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹田 秀 慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (30376727)
四宮 謙一 東京医科歯科大学, 医歯学総合研究科, 教授 (20111594)
立川 哲彦 昭和大学, 歯学部, 教授 (10085772)
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Keywords | 軟骨 / 老化 / Sirt1 |
Research Abstract |
変形性関節症の発症において、加齢は重要な要素であるが、加齢と軟骨変性を結びつける分子メカニズムは不明な点が多い。本研究では軟骨代謝における、老化制御因子SIRT1の機能を検証している。本年度は、ヒト関節軟骨、マウス関節軟骨においてSIRT1が高発現することをPCR法によって確認した。また、軟骨分化におけるSirt1の標的を特定するために、マウス軟骨細胞様細胞ATDC5およびマウス未分化間葉系細胞株C3H10T1/2にsiSirt1を作用させ、マイクロアレイ法を用いて、網羅的に変動遺伝子を同定し、更に、PCR法を用いて、遺伝子発現変動の確認を行った。現在、統計学的手法を用いて、影響された細胞内シグナルパスウエイの候補を絞る作業を行っている。また、Sirt1の生体における作用を検証するために、Sirt1-floxマウスを購入、飼育し、Sirt1の部位特異的ノックアウトマウスを作成している。
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