2009 Fiscal Year Annual Research Report
血管リモデリング形成における内因性プロスタノイドの役割解明
Project/Area Number |
21591993
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Research Institution | Asahikawa Medical College |
Principal Investigator |
高畑 治 Asahikawa Medical College, 医学部, 准教授 (60179546)
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Keywords | プロスタノイド / 血管平滑筋 / リモデリング |
Research Abstract |
野生型マウスとEP_4受容体欠損マウスにおいて、ケタミン・キシラジンを用いて麻酔を施行し、左総頸動脈を内頸動脈と外頸動脈との分岐部近位において8.0ポリプロピレンにより完全結紮を行ったのちに、閉創した。結紮後3日、1週、2週ならびに4週の時点で再度同様の麻酔を施行し、開胸後に左心室からリン酸緩衝液ならびにホルマリン添加リン酸緩衝液を投与し灌流固定とした。結紮側と非結紮側の頸動脈をそれぞれ取り出し、パラフィン固定後、結紮近位部から一定の距離をあけて全長2mmにわたって5μmの厚さに薄切し血管断面標本を作製し、ヘマトキシリン・エオジン染色を施行し、形態学的検討を行うことを本年度の研究目的とした。しかしながら、統計学的に有意な結果を得られるまでの個体数を検討するには至っておらず、平成22年度も継続して研究を行う予定である。
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