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2009 Fiscal Year Annual Research Report

肺血管内皮障害と術後早期の肺血栓塞栓症の発症について

Research Project

Project/Area Number 21592027
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

渡邉 誠之  Kurume University, 医学部, 准教授 (10201196)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平木 照之  久留米大学, 医学部, 助教 (30320237)
Keywords肺血栓塞栓症 / 血管内皮障害 / 活性化血小板 / 血管反応性 / 経食道心臓超音波検査
Research Abstract

肺血管における血管内皮障害と血栓形成重症度評価:摘出血管(肺血管・大腿静脈)を用いた定圧灌流システムによる血管内皮機能評価を行うため、蛍光倒立顕微鏡システムに微小血管実験装置(マイクロベッセルパーフュージョンシステムModelWH-1)を用いた。今回科研費で購入したオリンパス顕微鏡デジタルカメラ(DP72)を蛍光倒立顕微鏡システムに組み込み、動画記録および静止画記録ができるように整備した。また予定された微小血管実験装置(マイクロベッセルパーフュージョンシステムModelWH-1)による定圧灌流装置に用いられるローラーポンプの圧制御では血管内圧変動が大きく、測定値の安定が得られない(圧変動±15%程度)ことが分かった。そこで、灌流回路内にウィンドケッセル圧緩衝装置と灌流液駆動装置をローラーポンプからシリンジ微量注入装置に変更したところ圧変動の劇的な改善(圧変動±5%以下)を見ることができた。さらにフィードバック制御装置を組み込んだ持続恒温灌流装置の整備、さらには超微量持続注入装置を組み込み定圧および低流量灌流装置の実験的に施行することができた。問題点:蛍光発色した血小板の動画採取システムの構築は発色量が微量であり、動画記録を行うために調整中である。
臨床研究:股関節置換術において骨セメントの使用の有無により群を分け記録された連続記録心臓超音波画像を解析している。全例において骨セメント使用直後に超音波陽性塞栓子が出現し、右心負荷所見(右心房、心室の拡張)が確認された。しかしながら、右心負荷所見は短時間で消失した。現在3D造影CTによる解析中である。

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Published: 2011-06-16   Modified: 2016-04-21  

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