2011 Fiscal Year Annual Research Report
アデノウイルスを用いたテロメラーゼプロモーター制御による頭頸部癌治療の開発
Project/Area Number |
21592201
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Research Institution | Yokohama City University |
Principal Investigator |
佃 守 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (70142370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石黒 由香利 横浜市立大学, 医学研究科, 特任助教 (00423830)
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Keywords | テロメライシン / 頭頸部癌 / アデノウイルス |
Research Abstract |
テロメライシンの感受性と細胞増殖速度、関連遺伝子、細胞周期特性、感染効率との相関を検索し、化学療法剤、放射線治療とテロメライシンの併用効果を検討した。頭頸部扁平上皮癌細胞株17種を用いてテロメライシン感受性及び細胞増殖速度との相関を調べた。フローサイトメトリーを用いて細胞周期特性をテロメライシン投与前後で測定した。テロメライシン感染後の感染効率をアデノウイルス遺伝子のE1A発現で測定し、感受性との比較を行った。また、感受性が低く、感染効率も低い細胞株に対し、化学療法剤を前処理し、感染効率に与える変化、及び感受性の変化を検索した。さらに、4Gyの放射線照射後にテロメライシンを投与する実験を行いその併用効果を検討した。その結果、テロメライシン感受性と細胞増殖速度の間には相関関係を認めた。テロメライシン感受性の高い細胞ではより細胞周期S期の割合が高く、相関を認めた。またテロメライシン感染後は全ての細胞でS期の割合が増加していた。テロメライシン感染効率はテロメライシン感受性と相関がみられた。感染効率が著明に低い細胞を用いて、低濃度の化学療法剤で前処理した結果、ストレプトライシンOで一時的に膜透過性を亢進したものでは著明に感染効率が増加した。化学療法剤で前処理することによって、著明に細胞障害性が亢進し、化学療法剤処理単独の結果に比較しても著明に抗腫瘍性が増強した。4Gyの放射線照射後にテロメライシンを投与したところ相加的な併用効果がみられた。担癌ヌードマウスモデルを用いた実験では,コントロール群と比較してテロメライシンと放射線治療との併用群においてテロメライシン及び放射線治療単独群と比較して有意に抗腫瘍効果の亢進がみられた。
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[Journal Article] Efficacy and toxicity of concurrent chemoradiotherapy in patients with advanced oropharyngeal squamous cell carcinoma2011
Author(s)
Mori M, Tsukuda M, Matsuda H, Horiuchi C, Taguchi T, Takahashi M, Nishimura G, Komatsu M, Niho T, Sakuma N, Miyakoshi A, Isono Y, Iwahana S
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Journal Title
Cancer Chemother Pharmacol
Volume: 68(4)
Pages: 855-862
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Weekly paclitaxel in patients with recurrent or metastatic head and neck cancer2011
Author(s)
Tahara M, Minami H, Hasegawa Y, Tomita K, Watanabe A, Nibu K, Fujii M, Onozawa Y, Kurono Y, Sagae D, Seriu T, Tsukuda M
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Journal Title
Cancer Chemother Pharmacol
Volume: 68(3)
Pages: 769-776
DOI
Peer Reviewed
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